2008年度 社団法人浮羽青年会議所 スローガン
HOLD YOUR CHANCE
〜踏み出そう!夢と勇気と誇りを胸に〜
2008年度 社団法人浮羽青年会議所 理事長所信
理事長 吉松 聡司
はじめに
私は1999年に浮羽JCに入会し、それまでとは全く違う生活を送ることとなりました。最初はどんな組織で何をやっている団体かもわからず、ただ先輩から言われるままに活動していました。ちょうど創立20周年の年であったため、頻繁に事務局で会議があっていました。そして会議が終わった後に先輩方と食事をしながら、これまでに浮羽JCがどのように歩んできたのかを知り、当時の先輩方の熱い想いを感じることができました。
日本JCでは「明るい豊かな社会を築き上げよう」という共通の願いともいうべき理念をもち、全国700有余のLOMに約40,000人の仲間がいます。そして世界112ヶ国には270,000人以上の仲間がおり、JC運動を展開しています。私はこのように多くの仲間がいろんな地域で活躍していることを知った時に大変心強く、すばらしい組織であることを感じました。
私は今年度のスローガンとして「HOLD YOUR CHANCE〜踏み出そう!夢と勇気と誇りを胸に〜」を掲げました。実際に私たちの人生においてチャンスというのはどのくらいあるのでしょうか?個人差はあるものの、私たちには大小たくさんのチャンスが巡ってきます。私たちは人生のあらゆる場面で岐路に立ち、そして決断をしなければなりません。仮にチャンスが巡ってきても、それを自分の意思で掴まなければ逃してしまうのです。何かを決断しなければならない時に「自分にできるかな?無理かな。」と思ったとしても、「よし。やってみよう!」という気概を持ってほしいのです。
私たちが生きていく上で大事なものは「夢」を持つこと。
あらゆる場面で決断し、未来を切り拓いていく「勇気」を持つこと。
どんな時も常に自分の言動や行動に自信を持ち、心の中に「誇り」を持つこと。
私はこれまでに浮羽JCのみならず、数えきれないくらい多くの人との出会いがあり、学びと気づきがありました。その中で『JCは40歳になったら嫌でも卒業だから、その間は思い切ってやれ!』と言われた言葉が今でも心に残っています。時の流れというのは一方通行で決して戻ることはありません。一度きりの人生だからこそ、楽しく有意義に過ごしていくべきであり、一度しか経験できない理事長という役職を今年一年楽しみたいと思います。
地球を守ろう
私たち人類は石炭・石油などの化石燃料を使い、飛躍的な産業発展を遂げ、それにより人類の生活は物質的に大変豊かになりました。しかし、その便利さを得た代償は大きく、地球環境を著しく悪化させてしまいました。地球環境を考えるときに、とりわけ地球温暖化は深刻な問題であり、政府や一部の企業だけが改善すれば済む問題ではありません。温暖化の原因として様々な要因が考えられますが、専門家たちはほぼ確実に人類の活動によるものだと結論づけています。すでに温暖化は異常気象などにより、私たちの生活に多大なる影響をもたらしています。これからますます砂漠化が進展し、北極の氷原は減少していくでしょう。そして、食糧生産や生物種の減少などあらゆる面に一層深刻な影響がでてくるものと考えられます。私たちは、日本が世界第4位の温暖化ガス排出国である自覚をもち、この問題に取り組んでいくべきです。個人ですぐにできることは限られているかもしれません。しかしながら、これをそのまま見過ごしてはならないし、限りある資源を次世代に繋げていく必要があります。
そこで、私たち地球市民一人ひとりが今できる事を考え、行動できるきっかけとなるような地球環境についての事業を開催します。
魅力あるJAYCEEになろう
私はJC運動の源は「ひとづくり」だと思います。それは、全ての原点となっているのは「ひと」であるからです。そして「ひと」は「ひと」によって磨かれ、その「ひと」が「まち」をつくり、「未来」をつくるのです。綱領にある「明るい豊かな社会を築き上げる」ために、JAYCEEとしての基礎となる部分を今一度見つめ直し、まず私たち自身が「明るく心豊かなひと」になれるような勉強会を開催します。
LOMでの事業や研修でも多くの学びがありますが、福岡ブロック協議会・九州地区協議会・日本JCではLOM単位ではできないような大きな事業を行っており、そこには浮羽JCに全くいないタイプのメンバーがたくさん出向してきています。その出会いというのは時として人生を大きく変えていくものかもしれません。私自身も九州地区協議会に3回、福岡ブロック協議会に2回の出向をした中で得た友情や、いろんな物事に対する考え方というのはとても大事な宝物だと思っています。少しでも多くのメンバーに出向していただき、いろんな体験を通じて成長し、LOMのためになる手法や考え方を多く持ち帰ってほしいと思います。
今年度から本格的に移行されます公益社団法人格取得は、日本JCのみならず、浮羽JCにおいてもめざしていくべきだと思います。「公益社団法人」という名称を独占的に使用できることで社会的信用が高まり、さらにはこの地域でJC運動を展開しやすくなり、また税制などでも優遇措置が得られるという利点もあります。この制度改革に伴い、改めてJCの存在意義やJC運動が地域のためになっているのかを考えながら、公益社団法人格の取得をめざしていきます。
今年度は会員拡大委員会を設置せず、メンバー全員で会員拡大を行います。この地域の私たちと同じ世代の方々の中には、JC運動に共感してくれる方がまだまだたくさんいると思います。志を同じくする仲間を増やす会員拡大とは、JC運動の中でもとても大事な運動の一つです。
次世代を担う子どもたちを育もう
この地域の未来を担うのは今の子どもたちです。明るい未来は子どもたちの手の中にあるのです。しかしながら、子どもたちが被害者となる事件が非常に多くなる一方で、青少年非行は増加し続け、さらには低年齢化しているように感じます。また、詰め込み教育・偏差値教育が子どもたちにストレスを与え、学級崩壊を引き起こすと考えた政府は「ゆとり教育」を取り入れました。しかしその結果、学力も体力もともに低下し、子どもたちが自ら学び、自ら考え、生きる力を育成するために始められた「ゆとり教育」はもはや崩壊しつつあります。このような教育問題の解決は、政府や学校や家庭だけではできないと思います。子どもたちは成長して大人になり、やがて社会に出て行きます。すなわち、学校・家庭に地域社会も含めた教育がとても大事だと考えます。
そこで、今年度も「浮羽 こども・夢・未来塾」を継承し、体験型青少年健全育成事業として開催します。学校や家庭では得ることのできない大切な学びや気づきがたくさんあると確信します。
さいごに
JC運動だけで世の中すべてがよくなるとは思いません。しかし、私たちの運動を通じて少しでも多くの人の心を動かし、市民に意識変革を求め続けられる団体はJC以外にないと思います。そのために私たちは、常に変革の能動者でなければなりません。英知と勇気と情熱をもって積極果敢に行動し、自問自答しながらよりよい方向へ向かって進んでいかなければなりません。青年会議所とは、文字通り「青年が会議をする所」です。その会議とは、私たちの綱領でもある明るい豊かな社会の実現のためであり、しっかりと討議を尽くさなければなりません。それは理事会や委員会など全ての会議においても同じです。私たちの開催する様々な事業はメンバーの大事な会費で行っております。だからこそ、委員会には様々な事業を企画する際に事業目的をしっかりと持ち、委員会メンバーの意見をしっかりと汲み取り、想いを込めたより精度の高い議案書づくりに努めてもらいたいと思います。メンバーにはそれぞれ二つとない「カラー」があり、心の中にあるJC運動も一人ひとり違うと思います。メンバーみんなでそれを出しあえば、JC運動のカラーバリエーションというのは無限に生まれてくるものと期待します。
これまで多くの先輩方やメンバーで創りあげてきた28年間の浮羽JCの歴史をしっかりと継承し進化させて、来る30周年へと繋げていきます。そのために今年度はメンバーの絆をさらに固めていかなければならないと考えております。今までJCで学んだことと多くの出会いに感謝し、精一杯頑張ってまいりますのでよろしくお願いいたします。